2005年12月23日この指とまれ
2005 年も幕を閉じようとしています。振り返るといろんな出来事がありました。
住民に多大な迷惑をかけている構造計算書偽造問題、小学生を狙った痛ましい事件など、安心や安全といったことが確保できない、何を信じていいのか分からなくなってしまうような世の中になってしまったように思います。
一方で、明るいニュースとしては愛知万博の成功、神奈川出身の野口さんを乗せた宇宙船ディスカバリー号の成功、グランプリファイナルシングルで優勝を手にした浅田真央さんの活躍など、日本人を感動させてくれました。
さまざまな出来事の中で、現実をとらえた反省をして、未来の成功を目指し、一層努力をしていかなければならないと思います。
私がサッカー日本代表時代に、指導していただいたドイツ人のデッドマールクラマーさんの言葉で、「失敗をして下を向いていても石ころしか転がっていません、を仰いでも鳥しか飛んでいません。
下を見ることなく、上を仰ぐことなく前を向いて、次に立ち向かい、困難・事柄を解決・対応していくことが何よりも”生きる“には必要である」というものがありました。
いつも思い出し、頑張っています。
今年一年の皆様方のご苦労と頑張りをお互いが称えつつ、新しく迎える明るい一年であることを期待して、今年最後の「この指とまれ」にしたいと思います。
いろいろありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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