
2008年3月28日この指とまれ
春は、新しい出会いの季節ですね。新入生や新入社員の方たちは、新たな環境に慣れるまでは大変だと思いますが、きっと素敵な出会いがあると思うので楽しんでくださいね。
今回は、厚木市で新しく運行を開始した連節バスを紹介します。
小田急線本厚木駅から路線バスで約15 分、東名厚木インター近くにある厚木アクストというオフィスタワーへのバス路線において、先月全長が約18mで定員が131名と通常の路線バスの約2 倍の輸送力を持つ、連節バス「ツインライナー」が運行を開始しました。
導入したのは平塚市に本社がある神奈川中央交通?で、同社によるとこのオフィスタワーには約5000 人が就業しており、朝夕のラッシュ時には周辺道路の交通渋滞やバスを待つお客様で歩道が混雑するなどの問題が発生していました。
そこで、厚木市、国土交通省、神奈川県、神奈川県警札本部が検討を行った結果、大量輸送と交通混雑の緩和を同時にかなえられるものとして、「ツインライナー」の導入を決定しました。
また、運行区間にはPTPS(公共車両優先システム)も整備して、定時性、速達性を図るとともに、バス社内には小田急線の乗り継ぎ時刻などの情報を提供しているとのことでした。
私も、乗車してみましたが、まず車両の長さと車体の色(ピーチピンク)に圧倒されました。
車内は、洗練されたデザインで、座席もゆったりとしていて、スムーズな走行で乗り心地がソフトでした。
ツインライナーは平成17年から藤沢市の「湘南台駅西口~慶應義塾大学」の路線ですでに導入され、大量輸送と交通混雑の緩和を実現し、バスの台数を削減で来たことで、CO2など排出ガスの削減につながり、環境対策にも有効なものになっています。
同社によると、今後も関係当局と協議の上、営業エリア各所に広げてゆく計画があるそうです。
この平塚の街にも、近い将来連節バスを走らせることができたらと思いご紹介いたしました。
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