
2006年9月29日この指とまれ
9 月も終わりに近づき、朝夕は涼しく、秋の訪れを感じますね。毎年、9月の始めには、全国で防災訓練が行われます。
平塚市では、各地区単位で実施しました。
私も、指定された避難場所に集合して、皆さんと協力して仮設トイレ設置の訓練をしました。
また、地区の方々が作ってくれたおにぎりとシチューを頂きました。
関東大震災が起きてから83 年の月日が経ちました。
平塚市の被害が予想される地震は東海地震、南関東地震、神奈川西部地震などといわれています。
いつ地震が起きてもおかしくない状態ということもあり、神奈川県内の小中学校の耐震診断実施率は95.7%で全国第二位、耐震化率は84.9%で全国第一位と高い水準を保っています。
また、大規模地震等の災害が発生したときには、皆様が避難場所として最初に思い浮かべるのは学校の体育館でしょう。
その体育館の耐震状態も気になるところですよね。
体育館の耐震診断については、今年の秋から実施していくとのことです。
平塚市内には、普通科や商業、工業、農業などに関する分野の専門学科の高校をはじめてとして、盲、ろう、養護学校まで様々な県立学校があります。
災害が発生したときの避難場所等の指定は、市町村で行います。
平塚市内の県立学校では、平商、平農、平工が広域避難場所と避難所の両方に指定されているほか、高浜高校、平塚江南高校、大原高校、神田高校、五領ヶ台高校、大磯高校が避難所として指定されています。
厳しい県財政ですが、皆様が安心して安全に生活できるように、県立学校の耐震化対策を推進していくことにこれからも働きかけていきたいと思います。
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