
2006年11月24日この指とまれ
朝晩は肌寒さを感じる季節となりました。そろそろ冬の足音が聞こえてきそうですね。
前回に引き続き、神奈川県の産業活性化に向けた取り組み施策を紹介させていただきます。
今回は、?商店街や地域に根ざした産業の支援についてです。
県内の商店街数は年々減少傾向であり、また、商店街全体として景況感の良化傾向は頭打ちという調査の結果が出ております。
こうしたなかで、県では、広域的、専門的な立場から、市町村とも連携し、商店街・商業振興に取り組んでいます。
主な商店街支援施策としては、商店街の施設整備(アーケード・カラー塗装、防犯カメラ整備の補助)や、商店街を活気づけるための新しい取り組み(空き店舗の活用、逸品開発やポイントカード導入)、また、消費者ニーズを商店街に伝えるための商店街体験ツアーや、NPOや学校と商店街の連携を促進するためのモデル事業を実施しています。
そして、商店街の個々のお店や、新規開業者への支援も行っています。
また、中心市街地の活性化につきましては、本年度、まちづくり三法が改正され、国の制度は大きく変わりました。
歩いて暮らすことができる「コンパクトシティー」という考え方のもと、都市計画の視点も含め、まちづくりを行っていきます。
なお、平塚市ではTMO(商工会議所)が市や県の支援を受け、商店街(スターモール)の空き店舗を活用してボックスショップの「TMOチャレンジショップ」や料理教室等を行う「手作り食工房」を開業しています。
利用者も多く、好評のようで、中心市街地活性化の展開にも期待が持てる取り組みのひとつです。
こうした様々な施策の推進を通じ、県では今後とも、活性化に向けた商店街の意欲ある取り組みを支援していきます。
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