神奈川県議会議員　森正明オフィシャルウェブサイト

2009年7月31日この指とまれ

夏本番となり、暑い日が続きますが、体調管理には十分に気をつけましょう。

さて、県議会は、総額約854・6億円の補正予算案を６月22日に可決しました。

６月補正予算案は、昨年秋のいわゆるリーマンショック以降低迷する我が国の経済雇用情勢に対し、雇用対策や中小企業対策を一層推進するために、国の15兆円規模の補正予算を受けて措置が講じられたもので、財源は国の補助金や基金が中心となっています。

教育関連の予算額は約26・5億円で、県立高校の耐震化を前倒しで実施するとともに、県立学校におけるパソコンや地上デジタルテレビの整備を進めるもので、文部科学省が推進する「スクール・ニューディール構想」を踏まえたものとなっています。

本県では、安全・安心な学校施設を確保するため、「県立教育施設再整備10か年計画（まなびや計画）」において、県立高校の耐震化を最優先課題の一つとして取り組んでおり、今回の補正予算による耐震化工事を通じて、生徒の安全確保はもとより、地元経済や雇用など様々な分野で大きな波及効果が期待できます。

また、県立高校で取り組んでいる教育の情報化を推進するために、コンピュータや校内LAN等の整備を行うとともに、テレビ放送の完全デジタル化の対応に向けて、すべての県立学校に、デジタルテレビの整備を行います。

今回の予算案は、特に緊急性があることから、６月定例会の最終日である７月10日を待たずに、休会日に初めて本会議を開催して採決が行われました。

その趣旨を十分に踏まえ、行政当局の迅速かつ確実、的確な対応が行われることを強く望みます。

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