この指とまれ

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2008年8月29日この指とまれ

毎日あつい日が続きますね。

‘あつい’といえば、4 年に一度の祭典、北京オリンピックを思い出しますね。
地元平塚の湘南ビーチから出場していた、湘南ベルマーレの白鳥勝浩選手の応援には熱が入りました。
日本代表選手団としては、思うようなメダルの獲得には至りませんでしたが、それぞれの選手たちの活躍は、私たちに感動と勇気を与えてくれました。
中でも、水泳平泳ぎの北島康介選手の「有言実行」の2 冠2 連覇は本当に素晴らしいものでした。

また、若干19 歳で体操の内村航平選手は、24 年ぶりのメダル獲得という快挙を成し遂げました。
第二種目のあん馬で落馬し、窮地に追い込まれた中で、「決して諦めない」という強い気持ちにより大逆転へと持ち込み、多くの観衆に感銘を与えました。
強い選手になるには、いくつかの要因があると思います。
「卓越した技術」、「勝敗を左右する戦術」、「体力」、「経験」、そして何よりも「精神的な強さ」がバランスよく備わっていることが、勝利へとつながるのです。

地域(市)の大会で勝つことさえ難しいですが、県、全国、アジア、そして世界大会で勝ち抜いていくということは、想像しがたい極度のプレッシャーを克服し、臨まなければならないでしょう。

目標に向かって、長い間、努力をしてきたからこそ、強靭な精神力を持ち、多くの人に感動を与えるような試合ができるのだと思います。

日の丸をつけて正々堂々と戦った日本選手団に「ありがとう」と「お疲れ様」と伝えたいですね。
スポーツの根源は楽しむことだと思います。
そして、楽しみながらも、目標を持ち続け、辛いことや苦しいことを乗り越えていくプロセスは、きっと人生においてあらゆる場面で活きていくことと思います。

スポーツから離れていた方も、北京オリンピックを機に始めてみてはいかがでしょうか。
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