神奈川県議会議員　森正明オフィシャルウェブサイト

2008年7月25日この指とまれ

暑い日が続き、ついに夏がやってきましたね。

やはり夏といえば、海水浴ですね。
平塚海岸も、神奈川県が整備したヘッドランドのおかげで、海水浴ができるようになりました。
海の楽しさを満喫できる素晴らしい海岸になり、今年も大勢の海水浴客でにぎわっていますね。

ところで、お隣の大礒・二宮海岸ですが、去年の台風9 号で西湘バイパスは壊れ、砂浜はなくなり、本当に大変でした。
西湘バイパスは5 月の連休前に今まで通り4 車線となり、スムーズに通行できるようになりました。
しかし、道路工事はまだ続いており、また同じ大きさの台風が来ても壊れないようにするための本格工事を行っているところです。

砂浜の回復については、この道路工事の後になりますが、今年の2 月に県と国が協力して、海岸に詳しい研究者、海岸を利用する漁業者や市民の代表者などの人々を集めて検討委員会を作り、どのように砂浜を回復させたらよいかの話し合いをしました。

7 月12 日にその方法がまとまりましたが、結構大変な工事になるみたいです。
というのは、ここの海岸は、平塚や茅ケ崎の海岸とちがって、海岸のすぐ近くに海底の深い谷があるうえ、台風などの大波が集中しやすい海底地形になっているところで、大波で砂浜の砂が持って行かれ、それが海底の深い谷に落ちてしまうそうです。
このため、海岸に砂を入れる養浜だけではなく、波の勢いを弱める沖合の消波施設（「離岸堤」や「人工リーフ」といわれるもの）や、海岸に砂の動きを抑える岩盤型施設という新しい構造物などを作ることになるということです。

具体的なことは、これから測量や調査、設計をおこなっていくことになりますが、できるだけ早く地域の人々が喜んでくれる素晴らしい砂浜が回復するよう、私も引き続き頑張っていきます。

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