この指とまれ

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2007年7月27日この指とまれ

いよいよ夏本番となり暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、高等職業技術校閉校後の対応についてお伝えします。

地元産業界における産業人材の育成にとても重要な役割を果たしている平塚高等職業技術校が、県が進める高等職業技術校再編整備計画により、秦野に整備される西部方面職業技術校(仮称)(平成23年度開校予定)に再編統合され、平成22年度末には閉校する予定になっています。

同校では、新しい知識や技能を身につけるための職業訓練や、技術・技能の継承や向上のための在職者訓練を行っていますが、閉校により、こうした訓練を地元の平塚市で受けることができなくなります。

在職者訓練を活用して技術・技能の継承や向上に取り組む中小製造業の皆さんには特に大きな影響が心配されることから、職業技術校の再編整備後も平塚高等職業技術校を存続してもらうよう、周辺市町の商工団体も含めた10団体から知事と県議会に陳情がありました。

私も地元の団体の皆さんからの陳情を重要な課題と受け止め、商工労働常任委員会や予算委員会での質疑の中で、同校を存続するよう知事や県当局に何度も強く要望してまいりました。

その結果、平塚高等職業技術校を残すことは難しいとしても、閉校後においても平塚地区における産業人材の育成などの企業支援への取組を充実するために、次のような具体的な回答をもらいました。

1. 企業に講師を派遣して実施する出前型の在職者訓練の充実

2. 県内職業能力開発施設全体で企業の技術・技能の継承や向上を支援

3. 人材育成支援センターにおける、企業からの在職者訓練についての個別の相談に応じる体制の強化

4. これら県内で実施する在職者訓練などの企業支援の情報を公開し、より多くの企業にPRするまた、西部方面職業技術校(仮称)における、技術・技能の継承や中小製造業の皆さんへの在職者訓練などを一層充実していくとのことでした。

今後とも、地元の皆様の声を伺いながら、平塚市の発展のために尽力してまいります。
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