この指とまれ

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2007年5月25日この指とまれ

ゴールデンウィークも終わり、もうすぐ雨の多い季節となり、外へ出ることが億劫となってしまいますね。

家にいながらも楽しめるのが今話題のサッカーくじtotoではないでしょうか。

史上最高の1等当せん金6億円のサッカーくじ「BIG」で連続12回も1等がでなかったため、繰越金が過去最高の15億円に膨らみ、その結果多くの方が「BIG」を買い求めることとなり、5月19,20日の試合を対象としたtoto全体の売り上げが史上最高の65億円に達し、そのうちの61億円が「BIG」の売り上げとなりました。

そもそもこのサッカーくじtotoは、スポーツ振興に必要な財源を確保するために、「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」が平成10年5月に公布され、平成13年3月から全国販売開始、平成14年度からスポーツ振興事業への助成が始まったものです。

このくじの売り上げの半分は当せん払戻金に、残りの3分の2がスポーツ振興に配分される仕組みです。

このくじはサッカーくじと呼ばれていますが、このくじの売り上げの配分は、サッカーだけでなくバレーボールなどの各種スポーツの助成や、身近な地域スポーツクラブから地方自治体、またオリンピックなど国際大会のための経費への補助に使われており、サッカーのためだけではないということをぜひ知っていただきたいと思います。

このサッカーくじtotoの発売当初は、大変な売れ行きで13年度は642億円の売り上げとなり翌14年度の助成金総額は75億円となりました。

これからのスポーツ振興の立役者はtotoだと言われるほど期待されましたが、その後売り上げが年々減少し、17年度の売り上げは149億円、18年度助成金は1億円になってしまいました。

トトカルチョと言う言葉は、イタリア語で、「トト」は合計、「カルチョ」はサッカーのことだそうです。

このように、サッカー文化の楽しみの一つには、ひいきチームの勝ち負けを予想して賭け事を楽しむことにあると世界の多くの人たちが考えています。

オリンピックの金メダルや地域スポーツクラブの発展を夢見つつ、みなさんもスポーツ振興のためにtotoをお求めになってはいかがでしょうか。
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