この指とまれ

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2006年5月26日この指とまれ

5月も終わりに近づき、もうすぐじめじめとした梅雨の季節を迎えようとしています。

先日、私は平塚市の金目川の田んぼ取水作業を見学に行ってきました。

取水とは稲を育てるために川から水をとって田んぼに流す作業のことをいいます。

あらゆる植物や動物にとって生きていくためには水が必要であることを実感しましたが、その一方で、豪雨や洪水によって人間の命が脅かされてしまうこともあります。

平成16年は、観測史上最多となる10個もの台風が上陸し、神奈川県でも、多くの被害が発生しました。

自然災害を完全に防ぐことはとても難しいことですが、被害を最小限にするために県の対策として「水防計画」を策定しています。

水防計画とは、雨量計や河川水位計を設置して、雨量や水位の情報を市町村に伝え、水防団・消防団による水防活動が円滑に行うことです。

私も建設常任委員長として、この水防協議会のメンバーに加わり、お手伝いをさせていただいています。

今年は4月24日に開催され、平塚市を流れる相模川で「洪水予報」を行うことが決定しました。

相模川は河口から神川橋までは、国が管理しており既に「洪水予報」を行う仕組みができていますが、今年から神川橋から上流でも県と気象台で行うこととなりました。

「洪水予報」は、相模川の数時間後の水位上昇を予測して、危険が迫った場合「洪水注意報(警報)」としてテレビなどを通じて発表されます。

そこで、避難勧告が出た場合などは、今までより準備の時間に余裕ができることとなります。

皆様が安心して、安全に生活できるようにこれからも努力していきたいと思います。
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