この指とまれ

Official Facebook Page

元サッカー日本代表 森正明の書籍

サイト内検索

2005年8月26日この指とまれ

まだまだ暑い日が続いていますが、夏ということで海のお話をいたします。

神奈川県の相模湾沿岸の延長は約150km にも及び、この海岸線においては、歴史的な施設や景勝地、また伝統文化などが昔から育まれてきました。

近年では、サザンオールスターズの音楽やサーフィンなどのレジャースポーツによって、湘南海岸の名は全国津々浦々まで知れわたっています。

私たちの地元だけではなく、日本の大きな財産となっている美しい湘南海岸ですが、最近では著しい海岸侵食によって、砂浜が後退し、たび重なる台風による高波が海岸線を走るサイクリングロードまで押し寄せるなど、憂慮すべき一面もあります。

県ではこの海岸侵食を防ぐため、人工的な岬であるヘッドランドの設置や、直接砂を海岸に投入する養浜など様々な対策を講じており、平成14 年に平塚海岸では35 年ぶりに海水浴場が復活するなど、一定の効果が出ています。

とはいえ、湘南海岸の侵食は一朝一夕には解決されるものではありません。

こうした現状をふまえ、今年6月に我が自民党をはじめとした、超党派の県議会議員23 名により、「神奈川県議会湘南なぎさ議員連盟」(通称、「なぎさ会」)を設立いたしました。

この議員連盟は、海岸侵食はもとよりスマトラ沖地震に見られるような大津波や高潮への対策、海岸の砂草の保護、放置艇やごみ問題など海岸における多くの問題を、県民共通の課題としてとらえ私たちの貴重な財産である白砂青松が織りなす風光明媚な海岸を、将来の世代に引き継いでいくための幅広い活動を展開していくこととしております。

また、私個人としても、「湘南海岸をきれいにする会」に参加しており、ますます湘南の海への愛着も深まるばかりです。

平塚市民の皆様も、今後の「なぎさ会」の活動を見守っていただくとともに、ぜひとも積極的に応援していただきたいと思います。
>> この指とまれに戻る