この指とまれ

Official Facebook Page

元サッカー日本代表 森正明の書籍

サイト内検索

2011年3月この指とまれ

 月日が過ぎるのは早いもので、ベルマーレの選手から県議会議員になってから12年が経ちました。 議員生活を振りかえってみますと、より良い街に変えていくためには「経済・教育・福祉・スポーツ」全てが一体となって変えていくことが必要だと改めて感じている次第です。

 そんな中で特に思うのが、平塚をはじめとした湘南地域にいかに人を集め、企業・施設を誘致していくのかという所。その鍵となるのが、経済の活性化、福祉施設の充実、イベントの誘致、全てに関係してくる道路網の整備です。圏央道が整備されて134号線と繋がった後、平塚に人や施設をどういれこんでいくのか、そこが活性化の鍵だと思っています。

 県外・市外の人たちに通過する場所として思われるのではなく、「平塚に行きやすくなったのだから寄っていこう」と感じてもらうことが大事ですし、そのためには平塚に名所を作ったり、イベントを開催したり、人の集まることを仕掛けていくことが重要です。

 もちろん、平塚のこれからに関することは平塚市のリーダーとなる方が打ち出していくべきだと思いますし、それが決まれば全力で県と国が、支援していきます。

 道路網の整備に関して、134号線の拡幅を早期にしてほしいという住民の皆様の声が去年の暮れからずっと挙がっております。

 神奈川の道作りの中では平成28年に供用開始と言っていますが、「そんなことでは駄目だ。3年でも4年でも早くやることで違ってくるんだ」ということを、私は引き続きこの仕事をしながら訴えていきたい。湘南銀河大橋が出来たことで平塚と茅ヶ崎・寒川の交流がずいぶんと身近になったわけですが、川沿いだけが交流ができたからそれで終わりなのかといったら、そうではありません。その延長線上をいかに少しでも広げていくかに注力すべきだと思います。東名高速道路に関してもそうです。厚木インターチェンジだけではなく、いかに秦野中井インターチェンジに抜ける道を作っていくのかも大事です。

 近い将来、静岡側にも東京側にも動きやすい道路整備を図ることで、企業誘致にも拍車がかかると思います。私自身も、平塚選出の県議会議員として、まだまだやりたいことがあります。4月10日の神奈川県議会議員選挙は私にとっての新たなスタート。いつも応援してくれる皆様の気持ち、市や県の不満は私にあずけてください。これからも、がむしゃらにひたむきに、置かれた立場の中で精一杯頑張ってまいります。

3月11日14時46分頃に三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。
東日本大震災により亡くなられた方々に対しまして、衷心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災されました方々に対しましても心よりお見舞い申し上げます。

2011年3月 神奈川県議会議員 森正明


Interviewer_Text●ビジネス/スポーツライターすぎさきともかず

>> この指とまれに戻る